活動レポート

TOMOATSU GODAI PROJECT

未来の未知性について

                   弊立神宮の御神木

多くの人は時間の未知性の本質的な豊穣性を見落としている。豊穣性を理解すれば、自裁など考えようがないはずである。

この世に運命の糸で結ばれた恋人は存在していない。

共感的理解を既に供えている他人は皆無であるし、全身的な共感等も創り上げることは不可能である。親族間でも同じである。しかし、人間は英知を持つと嫌な隣人とも共生できる。いずれにしても出会いはただの偶然である。

自分の手で未来を切り開けるということはない。努力したら必ず報われるものでもない。

しかし、私達は無数の「願望」を潜在的に抱いておりそのそれぞれについて「願望が実現した場合の細部」について想像をめぐらせて、そのための準備を今すぐに始めることが出来る。

我々の願望達成の可能性は、自分の未来についての開放度の関数である。

未来の未知性に敬意を抱くものはいずれ「宿命」に出会う。

未来を既知の図面に従わせようとせず、未来の未知性に敬意を抱くことこそ真に自由に生きることである。

(ほぼ、内田樹先生の文春文庫「こんな日本でよかったね」の請売りです)

令和4年4月23日

廣  田  稔

「五代友厚(仮題)」映画製作委員会

  • 製作者:廣田 稔  製作委員会プロデューサー:鈴木 トシ子
  • 映画製作委員会:五代友厚プロジェクト、鹿児島テレビ放送、奈良新聞社、クリエイターズユニオン、廣田稔法律事務所
  • 出資者:製作委員(個人、団体多数
  • 製作会社:クリエイターズユニオン
  • 後援:大阪商工会議所、鹿児島商工会議所、大阪天満宮、公益財団法人 大阪観光局(予定)