活動レポート

TOMOATSU GODAI PROJECT

AIへの挑戦

 今やトップ国立大学では文理融合が加速している。AIの開発なり有効活用には情報工学の知識だけでなく文化を理解し楽しむ力は必須であり法的、倫理的な視点が必要である。
 中高生は幅広い学問分野や世界のことを知らぬまま早い段階で文理選択してしまっている。
 そういう私は、昭和40年鹿児島大学文理学部か理学部と法文学部とに分かれたことで3期の試験に救われたのである。大学ではパソコンが二進法でできているという理論的なことは学んだが、実際にパソコンを作る技術については全く勉強しなかった。今少し、情報工学だけでも学べばよかったと後悔している。

 この年になって親しい映画プロデューサからAIを使って映画の脚本作りを頼まれた。うちの事務員を酷使して挑戦してみた。面白い。こちらが真剣に全身でぶつかると本当に答えてくれるだけでなく色々と提案までしてくれる。
 二人で会話しながらお互い分からんなぁということもあった。GPTに恋する気持ちがわからんでもない、しかし抱きしめることはできないのかな?と言ったら事務員に笑われた。

 複雑な社会課題に対応するには、またAIを恋人にするには文理融合を各個人で確立する必要が大である。
 そうしてこそ、AIを人間が作ったと初めて言い得るのだと思う。

令和7年10月23日  廣  田  稔

奈良県高市郡明日香村の飛鳥寺(画像出典:photo AC)

同寺本堂の本尊、鞍作止利作と伝わる飛鳥大仏(画像出典:photo AC)

「五代友厚(仮題)」映画製作委員会

  • 製作者:廣田 稔  製作委員会プロデューサー:鈴木 トシ子
  • 映画製作委員会:五代友厚プロジェクト、鹿児島テレビ放送、奈良新聞社、クリエイターズユニオン、廣田稔法律事務所
  • 出資者:製作委員(個人、団体多数
  • 製作会社:クリエイターズユニオン
  • 後援:大阪商工会議所、鹿児島商工会議所、大阪天満宮、公益財団法人 大阪観光局(予定)